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寒い冬が終わり、春が来る前というのは、だいたい三寒四温と言う気候の変化を通るものと思っていました。 ”いました”というのも、今年はそれを飛び越え、春を迎えたような、暖かい日々がが続いていますね。
春告魚と称されるメバルやガシラ、白魚、ホタルイカなどが市場を賑わしていますが、驚くべきは、やはり鰹でしょうか?
目に青葉 山時鳥 初鰹 (山口 素堂)
ご存知でしょうか?メニアオバ ヤマホトトギス ハツガツオ。 この詩は、5月のものと思うのですが、すでに鰹は出回っています。 温暖化の影響なのでしょうが、やはり少し早い気がします。 年々、早まるんでしょうか?
目に桜 山には目白 初鰹(雲心)
合いませんね。
話は変わりますが、昨今、珍しいものがだんだん無くなってきている気がします。 漢字で書けば、珍味、となるでしょうか。 流通の良さや情報の伝達の早さなどで、全国、極端に言えば、世界中のものが、一昔前のような苦労をせずに、手に入るわけですから、珍しくもなくなりますよね。 便利の引き換えに、珍しいものや特別なものが無くなってきているんではないでしょうか? よく子供の頃に、九州の母親の田舎に行ったのですが、そのときは必ず飛行機でいきました。 前の日からワクワクして、あまり寝れず、当日は新しく買ってもらった服で飛行機に乗る。 そんな楽しみが、ありましたね。 今では、どうでしょう? 着古した服に、スニーカー。普段と何も変わらない状態で乗る有様です。 自分が大きくなったということもありますが、そういったものも私たちの日常の一つになっているんでしょうね。
よく耳にする”昔は良かった”なんて言葉。(確かに、自分もよく使う気がしますが・・・) 不便であり、欲しい物がなかなか手に入らなかった時代。なのに、”良かった”なんて、やはりそこに何かしらの、楽しみがあったんでしょうね。 でも、この言葉を少し裏返してみると、多分10年後も”10年前は良かった”と、言ってそうなんですよね。 そう思うと、今この瞬間も楽しく感じてこれそうでしょ!? その1ページに是非、雲心へ!なんて、ちょっと強引でしょうか?
店の近くの桜も、そろそろ咲き始めてきました。 国分の春も、そろそろです。
雲心店主
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