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暑い夏が過ぎ、ようやく涼しい風が吹き出しました。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか? ひさしぶりの更新になってしまいました。
古い昔から夏を越すというのは、大変なものだったようで、茅の輪をくぐって夏越し(なごし)の祓い(はらい)をしたり、氷室の中の氷に似せた水無月豆腐を作り食べたりと、いろいろ暑さをしのぐための知恵を絞っていたようですね。 現在は温暖化で暑くなっているとはいえ、昔もそれなりに暑かったのでしょう。
さて、そんな暑い夏も過ぎ、実りの秋がやってきました。 この時期の料理で、よく使われる名前があります。
”吹き寄せ”です。
みなさんは、どんなものを想像するのでしょうか? これは、風(木枯らしでしょうか?)が、道端や広場のさまざまな葉っぱを片隅に寄せている様を模してつけた名前で、ゆえに様々な種類の食材を重ね合わせた料理が、この名前を付けられたりしているようです。 いかにも日本的な美と何か侘び寂びのようなものを感じさせる雰囲気があり、とても好きな料理の名前の一つでもあります。 だからと言って、この時期毎回出すのかというと、その日の仕入や気分で変わってくるんですけどね。すいません(笑)
話は変わり、この十月で丸五年が過ぎようとしています。 お客様への感謝の念がとどまることはありません。 さて、去年の今頃も、同じような話題を載せていたのですが、それがついこの間のように思えてならないのです。 同様に、おせち料理の一番最初の注文もいただいたのですが、これもついこの間作ったとしか思えてならないのです。 まだ十月だという気分の自分に対して、もう今年も残り三ヶ月しかないと考えておられるお客様との時間のとらえ方の違いでしょうか。 それぞれに平等に与えられてる時間のはずが、その中で過ごすどころかおいていかれそうになっている。そんな自分に気づかされました。
歳月不待人(歳月、人を待たず)、ですね。
市場に行く朝は、冷たい風が冬の到来が間近だという事を教えてくれています。 そろそろ鍋ですか!? 少し早いかもしれませんが、忘年会の話も考えていてもいいかもしれませんね。 なにせ時間は、待ってくれませんので!
そして、その節は雲心へのご要望よろしくお願いします。 そんなあなたをお待ちしております。
雲心店主 |